美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
「あ、一也。
私今日は叔母さん家に泊まるから。

もう二人の邪魔する事ないからさ、幸せになってよね?

それと、大学受験頑張ってね。」


「おぅ。華も幸せになれよ。」


「うん。」


そう言って振り返る事なく前を向いて歩いて行った。


「山田 華…傷付けちゃったね。」


「でも…俺は江利子を選びたかったから。

華の分も幸せにならないとな。」


江利子の肩を抱き、グッと引き寄せた。

「そうだね。」


もう絶対離れないし、離さない。


幸せになろうな、江利子。


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