天然100%


「あたしね遊斗のことが大好き」

「美鈴…」


美鈴のまっすぐな瞳が
あたしは眩しかった。


「俺が守るって言ってくれたの」

「え…?」


遊斗はあたしのことも
大事とか言ってなかった!?


「とにかく遊斗の病気のことも」

「え!?待って!?病気ってなに!?」


遊斗って病気にかかってたの!?

そんなの知らなかった!


「病気ってゆーか…女子と遊ぶ病気?」

「なにそれ…ビックリしたぁ」

「あははっ」

「なに笑ってんのよー美鈴」

「美姫の顔が真剣過ぎてウケたぁ!」

「美鈴ぅー!!」

「あはははっ」


あたしはそのとき久しぶりに
美鈴と笑いあえた気がした。

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