天然100%


「じゃあそろそろ戻るね」


あたしはそう言って
ホテルに体を向けた。


ギュッ

「!?」


後ろから抱きしめられた。


「ちょっと!松崎!?」

「美姫・・・」

「え!?」


普段は宮村って呼んでるのに
突然呼び捨てで呼ばれて
あたしは戸惑った。


「どうしたの?松崎」

「・・・・」


松崎はしばらく沈黙した。





そして





「美姫・・・ここにいてくれ・・・」




松崎がはっきりとそう言った。


ここにいてくれ・・・?

あたしはビックリして固まった。

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