【短編】ギター少女とヘビースモーカー
先生はやっとこっちを向いて、眉をひそめた
「はあ!? やるわけねーし」
だよね
んなことホントにしたら、首ぶっとぶよね
「ちぇー」
私はまたペダルに足をかけ、校門を抜けて行った
放課後は、同じクラスのトモと4階に行く
私達は軽音部で、私はほとんどギターのために学校に来てる
「今年の文化祭どうするー?」
あー……
まだ7月なのに、もう10月の文化祭のこと考えなきゃなんないのかー
「ねー渡辺先生誘わない?」
え!?
「あの人ギターできんの!?」
「いんや知らん
でもできそーじゃない?」
知らんのかぃ…
でも、確かに…できそうだなあ
「先生いたら楽しそうかもねー」
みんなが誘う方向に意見をまとめて行ってる
私は、何も言わずにそれを見てた