初恋ドロップ
―制服に着替えて教室に戻り帰ろうとした時
「―おい」
聞き慣れている声
いつも私の耳に優しく響く声
「なに?・・・浅野君」
冷静を保っておかないと
昨日のことはもう
忘れることにしたんだから
それが一番いいの
―きっと
「話あるんだけど」
「ははっ!ごめ―んっ今日はバイトあるから」
ガシッ!!!
「逃げるなよ!」
走っていこうとした私を浅野君は逃がさなかった
「お前、昨日なんであんなこと言ったんだよ・・・」
浅野君の顔を見れない
「関係ないよ・・・」
目をそらして呟いた