初恋ドロップ
バイトが終わり、電源を切っていた携帯を開く。
受信メール二件
少しドキドキしながらメールを開いた。
「―・・やっぱり違うか・・」
最近、駿から連絡が減った。元々あんまり連絡を取り合うわけではなかったけど・・・
電車を降りると冷たい風が目に染みた。
空気が軽くて冷たい。
かじかむ手をポケットに突っ込むと携帯のバイブが鳴り出した。
―着信― 駿だっ!
慌てて、携帯を取り出し通話ボタンを押した。
「もっもしもし!」
声が裏返って、胸がトクンって弾んでる。
「紗裕・・・バイト終わった?」
「うんっもうすぐ家だよ!」
「そっか。・・・じゃあ・・」
えっ?!これだけ
もっと話したいよ・・・
「ちょっちょっと待って!」
無意識のうちに叫んでしまい行き交う人達からの視線を集めた。