初恋ドロップ
あと少しで夏休み
暑さ日射しに止まることを知らない汗が流れる。
「お重い・・・」
―次の授業で使うから頼むな!
先生から頼まれたビーカーの入った段ボール。
四階の科学室まで一人で運ぶはめに・・・
大きな段ボールのせいで前が見えない・・・
足の感覚だけで一段一段
階段を登っていく。
ガタっ
え?
走っていた男子の肩が軽くぶつかった。
一気にバランスを崩して足を踏み外した。
「きゃあっ!!」