Another Episod by………
リシャールに着いてからほんの数分の間に起こった出来事。こいつ1人の手により第8部隊、工作員共に全滅させられた。神族か………。正直甘く見てた。人間では本当にお話にならないな。今まで相手にしてたカスみたいな神族の刺客とは比べ物にならないくらい一撃が重い………。



けど………ちゃんと倒せたか?この一瞬に賭けられたか?なんだよ。やればできるじゃねぇか。デュランダル……。俺をハークネス一族の人間だって最後に認めてくれたのか? 騎士としての俺を認めてくれたか?ゼファ………すまない…。イセルナを助ける事…、できなかった…………。間に合わなかったよ。約束守れなかった。けど、相手に止めを刺す事はできたと思う。たぶんな!シュライク。後は全部任せた……。俺の後を継げるのはいつも俺を追っかけてきてたお前しかいない。お前が立派になるのをきちんと見てやりたかったな。ボス………。あいつ、俺の頼み聞いてくれんのかな?



エリシャ……。最後まで心配ばかりかけたな。ホントにごめん……。辛い思いばかりさせて……。なんか……、死んでも死にきれねぇな…。でも仕方ないんだよな。




「………虫の息か。だがまだ使えそうだな」



『………なんだよ…?誰の声だ?意識がもうろうとする…。俺………、もしかしてまだ生きてる?』



そのまま気を失って、次に目を覚ました時には目の前に左胸に大穴が空いた自分の死体が転がってた。




< 23 / 122 >

この作品をシェア

pagetop