ペンギンと黒猫
俺も出来るなら行きたくはなかったが、叔父さんの子供

(俺にとっては従兄弟)

その結婚式のお呼ばれなので、行かない訳にはいかない。

しかし、結婚式に行くまでに体力を使い果たすのは出来れば避けたい。

それは父猫も同じ考えらしく何か良い手はないかと考え、思いついたのは

『お隣に住む『ご飯を分けてくれる方(犬)』に、山のふもとまで、背中に乗せて送ってもらえないか』

という思いつきだった。
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