甘い蜜
ガタガタと怯えながらリビングのソファーに座り込む三人。
麻生グループの長とその妻と娘。
「親も親なら子も子……だな……なぁ、真理子さん?」
「っ……それは……っ」
「素知らぬふりで家に帰るなんてすごい神経だな?」
真理子さんは涙を流しながらもごもごと何かをいいたげな様子だ。
「何か言いたいことでも?」
「………あの子が悪いんだから」
この女……まだ言うか?
一辺殴ってやろうか?
「麻理亜のどこが悪い」