甘い蜜
でも、敬夜さんがそう言ってくれるから、私は産まれてきてよかったと思えるようになった。
きっと私は敬夜さんのためだけに産まれてきた、と思う。
「………さて、と」
「ふぇ?!」
急に体が浮いて私は変な声をだしてしまった。足が浮いた時点で敬夜さんに抱きかかえられているのに気付く。
敬夜さんは、そのまま私を寝室に連れて行ってベッドに寝かせた。
ギシッとベッドが軋む。
「た、敬夜さん?」
「ん?」
私の上を、敬夜さんが跨ぐ。何だか展開が見えてきた。
「ど、どいて……」
「俺さ」