甘い蜜
やれやれと俺は親父の座るソファーの向かい側に座る。
「今日は何があるんだ」
向かい側の親父に聞く。
「今日は、クリスマスパーティーをするらしい」
「らしい?」
「私はよくわからん」
麗華が考えたからな、と親父は言う。
てことは母さんが計画したのか・・・おかしなことにならなければいいが。
「そういえば敬夜」
「何だよ」
「孫はまだか」
親父の言葉にピシリと体が固まる。
孫………
「私も麗華も楽しみに待ってるんだが」
「………そうだな」
子供、か。