甘い蜜
「は、はい」
緊張しながらビシッと背筋を伸ばす彼女は可愛らしいと思った。
龍と丁度いいかもしれないな。
「こいつ、よろしくな」
「ふぇ?!」
「俺の大切な友人だからな」
パチパチと彼女は瞬きを繰り返した後、ふわっと笑みを浮かべた。
「はいっ」
「君は今年いくつ?」
「18になりました」
18………
「麻理亜より5つ下くらいだな?」
俺は麻理亜に同意を求めるように隣を見下ろす。
「………そうだね」
しかし、予想に反して麻理亜の返事は素っ気ない。