甘い蜜



「………まさか、?」


俺の中である一つの答えに辿り着いた。


まさか、麻理亜が?


思わず笑みがこぼれる。


「良かったな。愛されて」


ニヤリと学が俺を小突いてくる。


きっと、否絶対に今の俺はだらしなく見えてるだろう。


「お前もそろそろ見つけないとな」

「そうだなー」


龍の言葉に学は頷く。
俺は、右手で口元を隠して、緩んだ口元を正すように揉む。


「あ、敬夜、龍」

「何だ」

「姫様方のお待ちだ」


学は、ある一点を見つめて指差す。
その先には、男に絡まれている麻理亜と美空さんの姿。



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