甘い蜜
「隣を歩いてもおかしくないような………」
それは本当に小さな声で。
「っ」
「うわっ愛されてるねー」
「!?ちっちがっ」
どうやら無意識だったようで、麻理亜は口を抑えて顔を真っ赤にする。
俺も顔が熱い。
秀司は、俺達を交互に見て嬉しそうに顔を綻ばせる。
「了解。じゃあ麻理亜ちゃん。こっち来てもらっていい?」
「あ、はい」
「敬夜は待っとけよ」
「あぁ」
俺は頷くと近くの壁に寄りかかった。麻理亜は秀司に連れられて服を見に行く。