あたしの居場所
あたしはもしかしたらと思い、後ろ目線でママについて行く。

やっぱり

予想してたのと的中した!

男の人1人が車に近づき、もう1人があたしたちについてきた。

こ・・・こわいよ

あたしは男の人にばれないようにママに耳打ちした。

「ママ、あの黒い服のヒト、ね?あやしいよ、車みたり、ついてきたりしてる」

「危ないね・・・車上荒らしかな・・・はやくかえろっか」

そうして薬局屋を出た。

男たちはさっきいた場所からこっちを見てる。

「・・・ども3人です」

え?・・・いまなんて?

男の人たちから声が聞こえた。

こども、3人?
・・・やっぱり!!!
あたしたちのこと見てるんだ。

怖くなったあたしは車に飛び乗った。
ママも妹をのせてすぐにエンジンをかけた。

男の人たちも移動する。

「ほらね、ママ」
「うんホントだ・・・」
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