聖なる女騎士
「よくいらっしゃいました」



中に入ると可愛いらしい
少女がお辞儀をして
立っていた




「セイラ姫様……
おむかえにあがりました」


アレン様とあたしは
ひざまずき頭を下げた






「兄から手紙で
聞いています

すぐに馬車の手配を」



そう言って指を鳴らした



姫の側近は急いで
走り出した
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