Could you love me? ~ツンデレ王子に恋をして~
ドアが閉まり1分程で隣駅へとつく。
それを数回繰り返すと、あたしが住んでいる所の最寄駅に到着する。
駅から10分位大通りを進み、路地を右に曲がって5分。
覚えやすい道のりにあたしの家がある。
ガチャ
ドアの鍵を開け、隙間から部屋を確認する。
「やっぱり…誰もいないよね」
電気一つ点いてない家の中をゆっくりと自分の部屋へと向かう。
部屋に入ると電気は点けずに、そのままベッドに倒れこんだ。