【完】私の旦那様はエリート社長?!
私は奏多に視線を向けた

奏多は優しく微笑むと、私の頭に手を乗せた。




「……そうだね。今の私たちみたい」


「……ああ」




私も微笑んで、奏多の手をギュッと握り締めた。

奏多も、私の手をギュッと握り返した。




私は左手を窓にかざした

その窓には……指輪がキラキラと光っていた。
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