年下ダーリン
「いや、関係ないでしょ??どうせ今年も家族と家で過ごすわけだし…。」








だから、クリスマスに何の気合いを入れる必要があるのか…。









「な〜に言ってんのッ!!テレない、テレない♪」






「だーかーら、何がッ!!」







口元を手で押さえ、ニヤニヤしながら、私の近くに寄ってきた。







「翔くんと約束してんでしょ??」








んなッ!!!!!








「んなわけないしッ!!なーに言ってんだか…」






「テレちゃって〜、顔真っ赤よ〜??」







からかう依子の頭に軽く一発ゲンコツをして、私はプイッと向こうを向いた。
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