first love【完結】
「おまたせ!一生のやつだけど大丈夫かな?」



しばらくして戻ってきたお母さんはあたしに黒のスウェットを差し出した。 


「あっ!はい、大丈夫です」


あたしはお母さんからスウェットを受け取ると奥の部屋へと向かった。 


渡されたスウェットからはほんのりと香水の匂い。



「……いい匂い」


なんか……安心する匂いだな。



……ってあたし何考えてんのよ! 



そんなことを考えている自分に呆れる。 


急いで渡されたスウェットに着替えると、あたしは部屋を後にした。


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