【完結】先生との恋
「それを何時間も電話で愚痴られた」
と、椿。
あまりにムカついて、椿に高橋の愚痴を散々聞いてもらった。
「それが、高橋先生の優しさなんだよ!」
「……どこが?」
いまいち、意味が分からない。
写真展に行かせなかったのが、優しさなわけ?
「……実はね、写真展に言っても行かなくても、もし心が次に発作を起こしたら手術をする事になってたんだって」
あさみからの情報は、あたしが全く考えていなかった物だった。
……そろそろ帰るね、と言われてあさみ達と別れて部屋に戻ったあたしは、ベッドの上で考えていた。
あさみから教えて貰った事。
あたしが知らないところで、清水先生や高橋、そしてお父さん達が話し合っていたらしい。
次に発作が起こった時は、手術をする、と。
いくら病気自体は軽いと言っても発作が起こると命は危ない、と言う事で。
やっぱり、エコー検査の結果も悪かったらしい。
それで、お父さん達も了承して。
次発作が起これば手術、と。