【完結】先生との恋
「まぁ。暇潰しによくやってた」
病院で何もする事が無くて暇な時に、50ピース位のパズルを作ってた。
何回も、何回も作っては崩して、また作っては崩してを繰り返して遊んで……。
そのうちピースの形と絵を見ただけで、どこの部分か簡単に分かる位にまでなったんだよね。
「あ、あった」
高橋が箱からピースを一つ取り出してテーブルの上に置く。
「右上が角……これだね」
これから作っていかないと……。
「じゃ、僕がまず月の部分を見つけていくから、岡本さんはそれを使って組み合わせて言って」
いきなり仕切りだした高橋。
さっきまでやりたくなさそうだったのに……。
「やる気出てきた?」
あたしは、高橋がポンポンとあたしの方に置いてくるピースを組み合わせながら聞く。