愛してるダーリン
真『ふ~、なんか、めっちゃ久々に、こんなイッパイ買い物した。ホンマ、満足、満足~って感じ~』

健『そんだけ買って、満足してなかったら、嫌だ。
結構な時間になったし…俺、行きたいとこ、もう一つあったんだけどな…』

真『どこ!?』

健『おう…ここからだと…3.40分くらいかかるとこだな…』

真『3.40分?!どこ行きたいの?』

健『…やっぱ、今からそこに行ってもいい?!』

真『別にいいけど、たけちゃん、行きたいんでしょ!?
うちばっか、行きたいとこ連れてってもらったし!
ところで、どこ行くの?!3.40分かかるところでしょ?』

健『ま~、着いてからのお楽しみって事で。』

真『え~…うん、分かった…』

健『おう』
俺は、ハンドルを握り前を見据えたまま、真莉の頭をポンポンと叩き、優しい微笑みを浮かべた。
車内では、じゃっかん、頭に?を浮かべた真莉。
ふたりとも沈黙だったけど、その沈黙は、俺らにとって嫌なものでわなく、とても心地の良い空気が流れてた。
30分ちょっとで、目的の場所に着いた。
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