あたしと彼氏とあたしの好きな人o
第1章  恋愛
今でも覚えてる。



まだ6歳だったあたし

真っ赤なランドセルを
しょって体育館に
むかったんだ。



小学校1年生のときあたしは1年2組だった。


近くの普通の小学校に入学。
そのときは,
もう学校というものが
楽しみで仕方がなかった。


入学してから
少したった頃かな・・



知らない子、1組かな?
おっきな声で校歌を
歌いながらスキップ
してた男の子がいた。



思わず笑っちゃたよ。
だって、歌詞なんか
なってないし
間違えまくりの
めっちゃ音痴。




身長はあたしと同じくらい
っていっても
1年生の頃なんて
みんなそんなもん。





はっきり言っちゃえば
そんなふざけたやつ
のことどうでも
よかった。


むしろ同じクラス
ぢゃなくてよかったー
って確かそう思った。





それからは、
全くといっていいほど
しゃべらなかったかな。
クラス別だし、
あっちもあたしのこと
なんて知らないだろうし




あたしも頭に浮かんでもこなかった。

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