風のようなキミ
そんなことを考えていると、唯の家に着いてしまった。
深呼吸をしチャイムを鳴らす。
―――ピンポーン
ガチャとドアがあき、
「みっちゃん…?」
玄関で待っていたのか、すぐに唯が顔をだした。
「あっ…うん。」
気づいてくれたかと思い、照れた顔を隠すため俯く。
"どうぞ"と入り口のドアを開けてくれる唯。
「あっ先上がってて。」
パタパタと台所へ行ってしまった。
服とかメイクとか気づかなかったんだろうか。
……………
「…はい。」
唯の部屋で、渡された紅茶を飲む私。
部屋にはゴクゴクと私と唯の紅茶を飲む音が響くだけで、シーンとしている。
「ねっねえ?」
あれから黙ってしまった唯の反応が気になり下から見上げるように覗きこんだ。