昨日の空
その日はみんなすごくはしゃいで遅くまで店の外までがやがや騒ぐ音がした。
夜が明けた、マスターは店の中でうとうとしている。夜明かししちゃった・・・・どうしよう。「ねえマスター朝だよもう」「えっ」「酔いつぶれて眠っちゃってた」「閉店だ」真美ちゃん今度またデートしよ、今日のお祝いもかねて。
「うんいいよ」「お祝いは今日やってもらったからいいよ」じゃあ今度の日曜日あけておいて。「うんわかりました」「おやすみなさい」「おやすみ」
雅さんはしゃきっとしていた、そのはずお酒はモデルには良くないってシャンパン一口飲んだきり、ペリエのんでたから。結局その日は雅さんにうちまで送ってもらった。
時間がたち日曜日になった、緊張する毎回ながらマスターとデート。
朝早くから今日は黒いワーゲンゴルフが真美のマンションの前にとまった。
ブッブーまだ身支度終わってないのに、今日はパーカーつきのジャケットにロングブーツそれから中にはベロアのタンクトップとミニのスカート。だんだん括弧もモデルらしくなってきた。「おはよう」「マスター今日はどこに連れて行ってくれるの?」「東京湾クルーズ」「えっ」「高いでしょ?」「いいのお金もちだから」「なんか悪いなあいつもいつも豪華なデートって」「だって店と家の往復でお金たまって仕方ないから。
「そんなこと言って」結局、東京湾の埠頭に車をパーキングして東京湾クルーズをした、船から見える景色は最高のものだった、ただ途中真美は船酔いして気分が悪くなった「あと少しでクルーズ終わるからね」「陸に着いたらおいしいもの食べよう」
陸についた、真美は少しだけ顔色がすぐれなかった。
「きれいだった、ありがとう」「最高のプレゼントだった」「じゃあ今度は六本木ヒルズに行こう」「あそこの最上階で画廊あるでしょ、絵画鑑賞なんてどう?」「うん絵は好きみてみたい」「じゃあ見に行こう」
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