昨日の空
「だからクリスマスになる前に近いうちに会いたい。」「うんわかった今度の日曜日あけておいて、その日は22日だけどもう23日には日本たつんでしょ。」「うん」「23日の夜行便でパリに行くことになったの」「じゃあ22日必ずあけておいて、渡したいものがあるんだ。」「渡したいものって?」「秘密だよ」「なんだか教えてほしいな」「内緒」「当日ね」
その日が来た22日、真美はなんだかここ1週間くらい緊張して眠りが浅かった。
パリコレを控えていたし、本当に自分がそんな晴れ舞台に立てるのか心配だった。
「おはよー」いつものようにゴルフのクラクションが車道に響いた。「今日は東京タワーに行きたいんだ」「付き合ってくれる?」「東京タワー?」「そう」「東京タワー」「わかった」結局近くの東京タワーまで車をマスターは飛ばした。もう当たりは昼間繁華街をショッピングしていたので暗かった、東京タワーに電飾がともった。
東京タワーに上った、「目を閉じていて」(真美は言われたと目を閉じた)エレベーターが最上階に上がった。「もう目を開けていいよ」か仕切りだから今日は、「真美ちゃん結婚しよう」真美はいきなりのことでおどろいた、東京タワーには電飾が飾られとてもロマンテイックだった。「ここで指輪の交換がしたいんだ」「まだ24歳だから早いかな?」「ううん」「でも本当に私でいいの?」「これから仕事も忙しくなるし」「いいのさ」「俺がどうしても真美ちゃんを嫁さんにほしいから」二人は誓いのキスをした、二人だけの結婚式だった。あらかじめマスターが東京タワーの人に頼んでおいて音楽、結婚行進曲が流れた。いきなり神父さんが現れた。「汝健やかなるときもやめるときもこれを愛しますか?愛します」「では誓いの口付けを」「真美はマスターが持ってきていたレースのショールを頭にかぶっていた
誓いのキスをした。これでもう私はマスターの奥さんなんだ・・・・・どこかで前の奥さん雅さんに申し訳ないような気もしていた。
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