きみの世界は。

「ちゃきのいじわるー」

「…まお、びしょびしょに
 なるまで遊ぶだろ」


「遊んでないもんっ。
 あっ――」
 

と、目の前に
大きな水溜りが現れた。

それは2人で立っても十分な
くらいの大きな水溜りだった。


その水は反射して――

空を映し出していた。


まるで、

空と繋がっているようだった。


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