きみの世界は。
ある日、
俺はきみと出逢った。

夜に近づく駅前で。



1人、目の前に金魚鉢を置いて
何も持たず歌うきみに。



きみの歌声が、聞く人々の心に
届いていたんだと思う。

たくさんの人だかりができていた。


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