きみの世界は。

とてとてとベランダから
俺のいるダイニングのほうへ
戻ってくるまお。

長い髪の毛がふわふわと
歩くたびに揺れた。


その様子は冗談抜きで
子供のようだった。


とてもじゃないが、
18歳には見えない風情だ。


童顔ってうゆのもあるだろうし
しぐさが本当に子供っぽい。


だけど性格はちゃんと
しっかりしてる。


そんな、俺の小さな恋人。
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