秘密








「……もしもし」


「……馬鹿にしては見つけるの早かったな」


携帯から聞こえる、ぶっきらぼうな声。


「……先輩の馬鹿。あんなの普通、見つけられるわけないじゃないですかっ!」


「だから、それに懸けてみたんだよ」


先輩はかすかに笑っている。


「もし見つけられなかったら、どうするつもりだったんですか」


「それは……」


「……それは?」


また携帯越しに、先輩が笑うのがわかった。













「秘密」














end
< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:8

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

ぼくはここにいます

総文字数/5,383

恋愛(学園)29ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
相沢とアイツが 赤い糸で結ばれてるなら。 そんな糸 僕が切ってやる だから、 こっちを向いて、相沢。
silent*love

総文字数/1,510

恋愛(その他)8ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
惨めに散ってしまうくらいなら ただ静かに、去って行きたい レビューThanks blanket様 ・:*:・゚'★,。・:*:・゚'☆・:
キミ予報

総文字数/10,361

その他26ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
俺にはあいつの未来がわかる ラジオから聞こえる 天気予報ならぬ、キミ予報 あいつを助けられるのは この俺だけなんだ── ─*─**Thanks**─*─ 2010.01.05 野いちごオススメ作品 に選んでいただきました 灰士サマ berry★サマ RaLaサマ 葉月りおサマ レビューありがとうございます ゚+。′`。+゚゚+。′`。+゚゚+。′

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop