波乱LOVE ~俺様悪魔の危険な計画~



その日は、放課後雨が降った。



教室の窓から運動場を歩く大雅を見つけた。





大雅は……


だっさい傘を差しとった。




虎とひょうの傘。




「まだ持っとったんや」






大雅は友達にからかわれながら、その傘を差して帰って行った。









大雅、


あんたはほんまにわけのわからんヤツやけど……




小学校4年から、私を好きでおってくれた。





そんな幸せなことってないよな。





大雅、


あんたも相当私のこと好きみたいやけど……




私の方が10000倍、あんたのこと好きやから!!!!






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