天然な彼女!?
1週間休み無しで働き、
やっと明日から3日間の
休みをもらえた。

ろくに一週間翼と
会話が無かった。

部屋に行くと、
涙を流した跡があり、
翼は耐えている。

そんな姿を見て、
俺は凄く愛おしくもなり、
悲しくもなった。

帰ってきたら、
珍しく翼が起きていた。

「どうした?」

「明日から休みでしょう?」

「ああ。
待っていてくれたのか?」

俺は翼の隣に座って、
翼を自分の膝に座らせた。

「やっと、翼に触れて、
俺が落ち着く時間だよ。」

「本当に?」

「ああ。」

翼をこうして抱きしめる
時間が俺の安らぎでもある。

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