天然な彼女!?

頭では

休みが終わって、
圭吾の家からバイトに
向かった。

頭の中では、
翼の事しか浮かばない。
当たり前。

けど何処かで、
無理をしている俺が
いたのも事実。

婦人の売場がピーンと
張り詰めた空気がした。

すると、常務で圭吾の
父親坂本竜馬さんが、
歩いていたのだ。

一緒にいたのが、
翼とつばめさんだった。

俺と翼は目が合ったけど、
俺から目を逸らした。

何も無かったように、
翼は何処かに行った。

これでいいのか、
自分でも分からなく、
なってしまった。

「相馬。
無理をするとしんどく
なってしまうぞ。」

「大丈夫だ。」

俺は翼との部屋に行けず、
圭吾の家に泊まった。
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