天然な彼女!?
「じゃあ・・?
彼女は・・・・?」

「お兄さんがいるから、
俺と彼女は何の障害も無い。

もしお兄さんが、
継がないとしたら、
俺達が後を継ぐ。」

「嘘・・・・。」

西瓜じゃなく、
傍にいた翼が言ってきた。

「本当だよ。
翼と婚約する事は、
それ位の覚悟が無いと、
愛せないよ。」

「相馬君・・・。」

翼の目には涙が、
あふれ出してきた。

「相馬様が選んだ人は、
心から愛しているとは。」

「当たり前だろう?
西瓜みたいに、
いい加減なお嬢様と、
違うんだよ!!!」

クラス中に響いた俺の
声に全ての人が、
振り返ってきた。

「これ位西瓜に言わないと、
俺の事を諦めない、
みんな思わないか?」

クラス中の男子が、
頷いた。

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