天然な彼女!?

同居!?

「これでよかった。」

父さんの言葉に俺は少し
驚いてしまった。

「何故?」

「カエリちゃんは確かに、
相馬君を好きになっていた。

けど、
副社長の娘だけど、
デパートの社長の奥さんの
器ではなかった。

それを乙女さんに説得を
していたんだ。」

「乙女さんもカエリを
俺と結婚させたかった?」

「ああ。
社長の息子と結婚すれば、
家が安泰すると思った筈。」

親父の顔は本当に
ホッとした顔をしていた。

「惣ちゃん。
源さんと翼ちゃんが
やって来たわよ。」

母さんの声で、
2人が入ってきた。
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