先生なんて言わせない2 -Love Weekend- *更新停止中*
祐輔は、慌ててベットから離れる。
「急にどうしたんだよ、千沙?」
「…祐輔」
あたしはベットに座り込んだまま、祐輔を見上げた。
「あたし、また祐輔に負けちゃった…?」
「またその話か。構わないって言ってるだろ。朝飯、できてるから」
祐輔はポンポンとあたしの頭を軽くたたくと、部屋から出ていった。
負けたとは、早起きのこと。
今日は日曜日。
平日は高村の家で過ごしてるけど、
金曜の夜から日曜の夜までは先生の部屋で過ごしてる。
場所は前から祐輔が住んでるところ。
1LDKのここも週末くらいなら二人でも住めるから、
新居は本格的に一緒に暮らすようになってからにしようって決めたんだ。