マイスィートアフタヌーン
けれど成長過程の子供たちを躾ける側としては、それなりに厳しさも必要なのだ。
自らの経験も考え合わせ、フレディはできうるならば公平であろうと、思いついた質問を口にした。
「抑圧されていた学院生の立場を離れて、今振り返ってみてもひどい学院長と思う?」
「もちろんよ」
即答である。
他の二人の注目も確認したうえで、ポーリィはまくし立てた。
「オトナになって冷静に、特に私なんか教師になるに至りまして考えてみますに、何につけてもやり過ぎに思えるもの。例えばね、メアリーアンが学院長秘蔵のクローバーのポットを、危うく割りかけたときのこととかね。ぽーんと草むらに放り出しちゃって。覚えてる?」
「あぁ、夏の」
自らの経験も考え合わせ、フレディはできうるならば公平であろうと、思いついた質問を口にした。
「抑圧されていた学院生の立場を離れて、今振り返ってみてもひどい学院長と思う?」
「もちろんよ」
即答である。
他の二人の注目も確認したうえで、ポーリィはまくし立てた。
「オトナになって冷静に、特に私なんか教師になるに至りまして考えてみますに、何につけてもやり過ぎに思えるもの。例えばね、メアリーアンが学院長秘蔵のクローバーのポットを、危うく割りかけたときのこととかね。ぽーんと草むらに放り出しちゃって。覚えてる?」
「あぁ、夏の」