快晴の空の上で
その時


僕は


カラダが少しずつ消えていくのがわかった。


そして


温かい気持ちであふれた。


僕は


思わずこう言った。


「さようなら・・・・また会おう。お元気で・・・」


すると


彼女は少し切ない顔でこう言った。


「ありがとう・・・・あなたなのね・・・私はもう大丈夫だから。・・・・・・おやすみなさい。」


カラダがどんどん消えてく。


なんの悔いもなく


自然に消えてゆく


桜の花びらが春風に吹かれるのとともに


僕はつぶやいた。


「ありがとう。君に出会えてよかった。」






end



< 4 / 5 >

この作品をシェア

pagetop