二千年物語
ガバッ!!

勢いよく起き上がる。

今の・・・何?

『・・・・・』

私・・・泣いてんじゃん。

『夢・・・?』

なんてリアルな夢だろう。

あの2人、泣いてた・・・

何だったんだろう・・・

でも、どこか懐かしかったような気がした。

まさかね。

服も戦争の時ぐらいの服装だったしな・・・

生まれてないっつの!

でも前世の可能性も?

・・・辞めよ。んなわけないし。

『奈央〜!!ご飯!』

『はあ〜い』

ヤベっ。涙止まんないし!

なんでだろう・・・?

ティッシュ箱を片手に
部屋を出ていく。
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