Smoke ♥ Kiss
リィが突然叫んだ。
「流れ星っ!!」
上を見たらもう既に流れ星は消えてたけど、星がキレイだった。
「七夕に先生のことお願いしてみたら?」
リィが織姫と彦星のこと信じてるなんて思ってもみなかった。
クールに「いるわけない」ってバカにされると思ってたし....。
「あたしだって信じてるよ!....半分は。
でも、元々そのために参加したんでしょ?」
リィ、わかってたんだね.....。
「ま、何ともならないわけじゃないけど、たまには神頼みも必要でしょ?」
やっぱりリィが親友でよかった。
リィが隣にいてくれるだけで安心する。
「....愛してるー!!!」
もう絶対離れないし、離さない。
そう思いながら、リィをギュッと抱きしめた。