Smoke ♥ Kiss



「先に教室に帰ってるってどーゆーこと!?」

「ご、ごめんなさぁーい!!!」

「スズと交友の無い人に声かけてたのに!」

「ごめんって!!」


おわかりの通り、責められてます。
教室に戻った途端、スゴイ形相のリィに詰め寄られてます;

「まさか、またなんかあったの?」


ヤバイッ!!隠さなきゃ!

「ないっ!何にもないよ!」

リィが顔をしかめた瞬間、チャイムが鳴って進藤先生が入ってきた。



席に着いたリィの顔は少し青ざめているような気がしたけど、

あたしの"気"って外れるんだよなー、って
考え直してしまった。

実際はその通りだったのに。








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