きみに守られて
大人の力は無言の暴力に変わり、
無理やり掴んだユリツキの手を
父親の歳に近い男は、
自分の男根を握らせ
その手の上から自分の両手で覆い
狂暴な力で烈しく
男根を上下左右と刺激した。
身が凍る程の力が
手のひらを握りつぶさんばかりに
加えられて、
握った物の硬さが不気味だった。
数分の間、異様な時間が流れる。
ナメクジが
自分の体の中を這い回るような感覚、
血管が蛆虫で埋まるような錯覚。
今まで味わった事の無い数分間は
大人の情けない、漏れた吐息と、
生暖かい粘り気のある”ノリ”の感触。
鼻をつく嗅いだことが無い異臭とで
それは終了した。
その日から父親の友人は
事或る事に家に泊まり
ユリツキの布団で眠る。
事は大胆になり、
臭い息を耳元に近づけ
「強く握れ!」
「早く動かせ!」
「もっと早く動かせ!」と、
命令するようになっていった。
無理やり掴んだユリツキの手を
父親の歳に近い男は、
自分の男根を握らせ
その手の上から自分の両手で覆い
狂暴な力で烈しく
男根を上下左右と刺激した。
身が凍る程の力が
手のひらを握りつぶさんばかりに
加えられて、
握った物の硬さが不気味だった。
数分の間、異様な時間が流れる。
ナメクジが
自分の体の中を這い回るような感覚、
血管が蛆虫で埋まるような錯覚。
今まで味わった事の無い数分間は
大人の情けない、漏れた吐息と、
生暖かい粘り気のある”ノリ”の感触。
鼻をつく嗅いだことが無い異臭とで
それは終了した。
その日から父親の友人は
事或る事に家に泊まり
ユリツキの布団で眠る。
事は大胆になり、
臭い息を耳元に近づけ
「強く握れ!」
「早く動かせ!」
「もっと早く動かせ!」と、
命令するようになっていった。