アイドルになら殺されてもいい!
いくら叫んでも暴れても
頭の中で最悪の気分が渦巻いている。




ベッドから勢いよく起きた俺は一点を見つめる。




静かな部屋の中。




時計のカチカチという音だけが
俺の耳に聞こえる。



叫び暴れるのをやめた俺。


静かに深呼吸。




そして俺は独り言を
ぽつりとつぶやいた。



「親なんていなくなっちゃえばいいんだ」





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