キミガイタ120日
顔を真っ赤にして、そっぽを向くシュウ。
「お、俺さぁ、あの裏番さんみてぇに、そんなカッコいいこと、できねぇし、ッてか、俺、こう見えて奥手だから、これで精一杯っつーか、なんつーか、…。」
…シュウ。
「俺、お前の余命とか、そうゆうのも全部受け止めて、お前のこと支えてやりてぇ、…そんな簡単なことじゃねぇってのは分かってっけど、後悔したくねぇし、お前のこと、ずっと好きだったし、…俺はあいつみたいにお前を悲しませることはしないし、…だから、…、」
…シュウ、ありがと。
─「…俺に、しないか?」