キミガイタ120日
シュウ。
不器用な言い方だけど、なんか、すごく、…。
「ありがと。」
本当に、本当に、ありがと。
シュウの存在は、今までも、そして今も変わらず大きなものだ。
あたしは、シュウに身を寄せるべきなの…?
その後、沈黙が続き、とうとう家に到着。
今日は公園からギターの音色が聞こえて来ることはなかった。
「今日はホントにありがとね。」
「全然。いつまでも待つから、返事、考えておいてくれよな。」
「うん。」
そう言ってあたしは家に帰った。
家ではいつものように家族みんなが楽しそうにテレビを見ていた。