ハル恋 Harukoi
第六章

毎日がすごく楽しく美しく過ぎた。

これがずっとつづいて最終的には竹林と・・・

・・・・そう思って浮かれてた自分がバカだった。

――昨日の放課後清掃でのこと

「俺さあ昨日須脇から電話きたんやけどー」

竹林が青山と話している。
須脇て誰だろう?友達?

「お前まだすきなんかよ」

「いやあいつからかかってきただけやからw」

「なんやって?」

「こんどこっちくるってよーあいに来ていわれたわー」

「は?おまえだけ?」

「さーしらんけど。竹来てねーっていわれたわ」

「うわー・・・らぶらぶやなw」

「ちがうわw」


・・・・

恋だ

恋の人?

須脇って・・・

もしかしてこないだ西田さんがいってた・・・



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