俺様ヤンキーと秘密の1週間☆



「何?口が良かったか?」



灰梨は私の額から唇を離しながら言った。



カアッ



顔が熱くなる。



「んなわけないでしょ!!」



パチンッ



私は灰梨の頬を叩いた。



「いてぇなぁ…」



そう言って、灰梨はニヤリと笑った。



ヒイィィィ!!



な、なんかされる!!



「あーねーちゃ、ろったの?」



ニコニコ笑いながら、明那が灰梨の足をつかむ。



「チッ…お預けか」



灰梨は呟いて私を下ろした。



「明那~♪」



私は明那を抱きしめた。



良かった、明那が来てくれて♪






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