俺様ヤンキーと秘密の1週間☆
「ただいま~ん?灰梨君か?」
帰ってきたお父さんが上着を脱ぎながら言った。
サラサラの黒髪。
青い目。
お父さんはかなりのイケメン。
もう40歳なのに、肌とか私より綺麗だし。
「お久しぶりです、藍さん」
藍さんってゆうのはお父さんの名前。
ニッコリ微笑む灰梨。
べ、別人だよ…
「灰梨君もおっきくなったなぁ!おぉ明那、ただいま~♪」
お父さんが明那を抱っこした。
歪んでいく明那の顔。
あ~あ、また泣き出すよ…
「ふえっ、ふえっ…ふえぇぇ!!」
暴れ出す明那。
「あぶっ、あぶな!!」
お父さんが慌て出す。
「も~、お父さん貸して!」